「うみねこのなく頃に」のEP3~4の謎を一問一答方式で書いていきます。
(EP全体に関しての話のこちらの記事と合わせてお楽しみ下さい)

書籍「最終考察うみねこのなく頃に散」の「偽書作家テスト」を改変したものに加え、その他気になる点について書いていく予定です。
もし「こんなことが聞きたい」というような質問がありましたら、気軽にコメント欄に書き込んで下さい。

尚、この内容はあくまで「うみねこの読み方のひとつ」であることを予め宣言しておきます
■EP共通
Q.ベアトのゲームのミステリーの真犯人は?

A.犯人は「紗音、嘉音と同一の肉体を持つベアトリーチェという名の人物」です。
紗音、嘉音、ベアトリーチェは同一の肉体を持ち、3人の人格が登場人物として描写されます。
共通の共犯者である源次、熊沢、南條に加え、EP毎に異なる人物を買収し、共犯者としています。
この記事中の質問で犯人について言及がない場合、全て真犯人ベアトリーチェによる犯行であることを前提とします。

Q.紗音と嘉音を人格的に殺すとはどういう意味?
A.真犯人ベアトリーチェが紗音と嘉音の存在を否定し、紗音または嘉音が生きていくことがないと決めたことを意味します。紗音と嘉音の死が描写されたあとは、二人が生きて行動することがなくなります。
この人格的殺害は他殺として扱われ、即死したと赤で宣言することも可能です。


■EP3について
Q.この事件の共犯者は?(6/16修正)
A.紗音、嘉音、源次、熊沢、南條、郷田、絵羽、秀吉です。
絵羽と秀吉の買収タイミングは、碑文を解いた絵羽が楼座と真里亞を自らの手で衝動的に殺してしまった後であると考えられます。
絵羽は碑文解読の公開を躊躇していた為、碑文解読がベアトリーチェにも知られず、碑文殺人の停止というイベントが起きなくなります。
そのような状況でベアトリーチェは絵羽に碑文殺人の協力を迫り、碑文が解かれていたら碑文殺人を停止するという話を聞きます。
楼座と真里亞を殺してしまっていた絵羽は碑文殺人の続行を余儀なくされ、共犯者となりました。
また、絵羽は紗音と嘉音の死体を見た後にベアトリーチェに出会っているため、彼女ら3人が同一肉体の人物であることに最後まで気付かなかったと考えられます。

Q.碑文の謎の答えは?

A.EP7で語られる通りです。

Q.連鎖密室の6人殺しの方法は?
A.共犯者である使用人3人(源次、熊沢、郷田)に狂言殺人ごっこという名目で死体のふりをさせたところで殺害します。金蔵は予め用意した焼いた死体を目撃させるだけです。紗音と嘉音は人格的に殺害を行います。紗音と嘉音の死体は南條に偽証させます。
その結果、紗音の死体の目撃のあと他の4人を目撃させ、その間に嘉音の死体を目撃させる事が可能となり、連鎖密室が構築可能となりました。

Q.薔薇庭園の真里亞・楼座殺しの犯人と方法は?
A.犯人は黄金発見後の絵羽で、口論になった楼座を突発的に殺してしまい、それを目撃した真里亞も絞殺してしまいます。その結果絵羽はベアトリーチェの碑文殺人に協力し、キャッシュカードとその暗証番号の獲得と島の脱出の為に共犯者となる以外の選択肢を失います。

Q.碑文を解いた絵羽はキャッシュカードや暗証番号も獲得できるのでは?
A.碑文を解いたことを公開するのをためらった結果、ベアトリーチェに碑文を解いたことが伝わらず、キャッシュカードが元々の予定通りベアトリーチェが用いる共犯の買収材料のままとなったためです。

Q.玄関ホールの留弗夫、霧江、秀吉殺しの犯人と方法は?
A.絵羽は霧江に絵羽、秀吉の動向に疑念を抱かせ、屋敷に留弗夫、霧江、秀吉の3人が分断されるという状況を作ります。
そして屋敷に銃を持って待機していた真犯人ベアトリーチェと秀吉による留弗夫と霧江の殺害が実行され、秀吉は息が残っていた霧江に相打ち殺害をされてしまいます。(もし相打ちがなくてもベアトリーチェによる秀吉の殺害が行われていた余地があったと言えます)
3人の死体はそのベアトリーチェによって碑文殺人の装飾を施されます。

Q.譲治がゲストハウスから屋敷へ行った方法とは?
A.ゲストハウス2Fの窓から外へ出ます。窓は南條が閉め、施錠します。譲治の行動の動機は南條に生きている可能性を示唆された紗音をもう一度見たいからという理由で、その南條の行動の動機はベアトリーチェによる絵羽と譲治の分断を目的とする指示(ゲストハウスに来る前から受けていたもの)であると説明できます。

Q.留弗夫、霧江、秀吉、譲治の分断が行われた理由は?
A.ベアトリーチェは第一の晩で協力者の大勢を死亡させているので、うまく殺害相手を分断しないと殺害の成功率が落ちるため、共犯者の絵羽や南條を使って親族の分断を行っていたと考えられます。

Q.ゲストハウスの蔵臼・夏妃殺しの犯人と方法は?
A.ベアトリーチェの共犯者である絵羽による犯行です。南條から手に入れた睡眠薬をコーヒーに混入させ、それを飲んで眠った二人を絞殺します。

Q.客間の扉に「07151129」の数字が書かれた意味は?
A.絵羽に対する第8の晩までの共犯の報酬としてキャッシュカードの暗証番号を伝えられました。
譲治を殺害した部屋にメッセージを残したのは、絵羽に対して、譲治と秀吉殺害についての謝罪の念があったのだと解釈できます。

Q.客間の譲治殺しの犯人と方法は?
A.ベアトリーチェが絵羽と分断された譲治を殺害します。その際、紗音として譲治と死ぬ前の会話を行ったのが描写された紗音の復活劇だと解釈できます。

Q.紗音に協力している絵羽が、譲治殺しの犯人が紗音で、紗音が死んだふりであることを疑わなかったのは何故?(6/16追加)
A.絵羽は第一の晩で紗音の偽装死体を見た後にベアトリーチェを紗音と別人として認識し、共犯関係を結んだと考えられます。よって、譲治の近くで死んでいる紗音も本物の死体であると誤認してしまったのでしょう。

Q.使用人室の南條殺しの犯人と方法は?
A.真犯人ベアトリーチェによる犯行です。彼女の行動可能性だけが赤字で制限されていません。
南條を殺害したあと、ベアトリーチェは黄金の間で爆発による死を迎える決断をしたと考えます。

Q.失明状態の朱志香の客間への移動方法は?
A.ベアトリーチェが嘉音として振る舞い、失明状態の朱志香を客間まで連れて行きました。
朱志香は失明していたので自身をベアトリーチェではなく嘉音と思わせることは可能でした。
その後、朱志香をその部屋に置いてベアトリーチェは部屋を施錠します。

Q.ベアトの心臓がエヴァに完全に殺されなかったシーンの意味は?(6/15追記)
A.絵羽は共犯相手であった紗音の死亡を確認した後、ベアトリーチェが死亡したと判断しました。
これは、ベアトリーチェのミステリーの心臓の一つである「紗音、嘉音、ベアトリーチェの一人三役」が絵羽にとってまだ生きていた謎であることになります。
その結果、絵羽は紗音死亡後にベアトリーチェが朱志香を客間に移動させるという行動を見逃し、朱志香が絵羽に殺されることかなくなりました。
このシーンの最後に嘉音が消える演出が描写されますが、この時に朱志香を置いてベアトリーチェが客間から退出したことを表しているのでしょう。

Q.「人間以外の一切の要素は、このゲーム盤に関与しない」と赤で宣言されてるけど真犯人がベアトリーチェなのは良いの?(6/15追記)
A.ベアトリーチェは人間の肉体を持ち、自身が魔女であるという主張を持つ人格に過ぎないので「人間以外の要素」に該当する要素を持ちません。

Q.絵羽の生還までの行動は?
A.絵羽が殺人犯であることに気付いた戦人を殺害し、既に解き方を知っている礼拝堂の仕掛けを解いて爆発から逃れるために九羽鳥庵に向かいます。朱志香は屋敷に残されて爆発に巻き込まれて死亡したと考えられます。
絵羽は黄金の間でベアトリーチェと出会い、ここで初めてベアトリーチェは絵羽が碑文を解いたことを認め、彼女の殺害を止めたのではないかと考えられます。
そしてその後、絵羽がその場でベアトリーチェの殺害を行いました。

Q.このエピソードと現実の関係は?
A.EP2までと異なり、このエピソードのシナリオは真相を理解した八城十八が偽書として記した物語に書かれたものです。そのトリックは十八が読んだ安田紗代の自白の文章が書かれたメッセージボトルである「Confession」に書かれたものを使っているため、書き手が違っていてもEP1,2と同様にベアトのゲームとして幻想世界で描写されます。
また、現実世界の偽書には「絵羽が九羽鳥庵で難を逃れる」までが物語として書かれています。

Q.絵羽の心理やカード番号についての情報を偽書に書くことが出来たのは何故?
A.八城十八または幾子は、六軒島から生還した絵羽に出会い、日記を受け取っていると考えられます。
おそらく幾子が戦人の記憶と向き合う十八の為に、絵羽と密談を交わしたと想像ができます。
絵羽の心理やカード番号についての情報は、事件の「一なる真実」と共に日記に書かれていた内容と考えられます。

Q.EP3の偽書が書かれた理由は?
A.1986年以降の未来の世論で主流となっていた留弗夫一家犯人説から縁寿を守るために八城十八によって伊藤幾九郎名義で書かれました。
また、絵羽犯人説の物語を伊藤幾九郎の最初の偽書にした理由は、絵羽を恨んでいると思われる縁寿の関心を一番引くことが出来ると考えた為であると解釈できます。